二次創作とも言い、
著作権のある作品のストーリーとか世界観、キャラ、アイテムなどを元にして
(パクって)、
そこに独自の解釈とかストーリーを乗っけて制作すること、
またはそうしたした作品のことを言います。
同じジャンルで創作されるとは限らず、
例えばある小説を元に小説が書かれる場合だけじゃなくてイラストや漫画、
フィギアなど他のジャンルで行われることもあります。
また、元ネタと1対1対応しているわけでもありません。
つまり二次創作物Aは、
漫画BのキャラとゲームCの武器そして漫画Dの世界観を利用しているなどの場合があるのです。
原作の世界観に基づいて独自キャラクターを追加すること、
(例えばポケモンの原作で実在しないモンスターを創作したりとか)
原作のキャラクターを用いて別世界の話を構築すること
(「パラレルもの」と呼ばれてるらしいですね)なども含まれてたりするそうです。
ここまでくると、すべての作品は何らかの作品の二次創作だって言えなくもないんじゃないかと思えますよね・・・。
二次的著作物を作るには原則的に著作権を持っている人の許可が必要になります。
よって許可のないものは、法律的には「黒」・・・違法になります。
しかし最近はこうした事情を汲み取ってくれる著作権者の方もいて、
事前に一定の制限(青少年に影響を与える内容の禁止など)をつけ、
二次的創作を許可している場合もあります。
逆に完全な禁止を表明している著作物もあるので、
注意書きなどをしっかり見てみてください。
色々な形で二次的著作物が流通していますよね。
許可なく制作して、配布や販売されることも大変多いと思います。
このような状況を黙認する著作権保有者もいれば、厳格な対処をする著作権保有者もいます。
でも、二次的著作物を作ることによってファンとしての気持ちが盛り上がったり、
プロになる前段階として修練を積んだりと様々な効果があると思います。
現在の日本における漫画・アニメ隆盛の原動力の一つとなっているとも言われていて、
二次創作による著作権「侵害」行為を一概に
「法律違反だから」といって禁止するべきではないとする考えが
日本では一般的となっています。
しかし「青少年に影響を与える内容になったら嫌だな・・・」とか
「俺の世界観を壊すなよ」という著作権者の方の気持ちも
わかると思います。
著作権者の意向も充分考慮しましょう。